はじめまして!
柏木ほのかと申します!

待機経験ゼロの予約完売ランカー風俗嬢”だった”風俗講習員です!
結局のところ私は何者なのか。
何故このブログを作ったのか。
すこしだけお話しさせてください🌷
私が風俗業界に辿り着いた理由
私が風俗業界に入ったのは20歳の時。
ただ少し理由が特殊かもしれません。
私は過去、舞台俳優を目指してレッスンに学校、バイトと目まぐるしく、月にお休みが1日あれば良い方。時間もなくお金もなく、ひたすらに夢に向かって走る。
そんな風に生きていました。
特段困ってもいない上に家族仲も良く、貧乏な訳でもないので頼めば仕送りもしてくれる環境。
だけど、そこで親に頼るなら自分で稼ぎたい。
自分で追いかけている夢への費用を、とりあえずは自分の力だけでどうにかしたい。
単純に
純粋に
1つの仕事の選択肢として
“風俗”を選びました。
「時間無いなあ」
「お金もう少しあれば色々と助かるな」
「あ、風俗が条件に1番合うな!」
致し方なく風俗に入った方からしたら理解出来ないし、不愉快にすら思うかもしれないですね。
でも、私はそれくらい当たり前にこの仕事が1つの選択肢として存在していました。
しかし、入ってからが私の価値観を大きく変えていきました。
異端であると知る
ある時、友達に何となく
「いまホテヘルで働いてるんだよね」
と話しました。
小学3年生からの仲の大親友です。
この時まだ、なんとなく家族に仕事のことをカミングアウト出来ていなかった私は、友達に自分を受け入れて欲しかったのでしょうか。
今、こんな事してるんだよねと報告をしただけのイメージでした。
しかし、話した瞬間友達の目の色が変わったのがすぐ分かりました。
戸惑いなのか軽蔑なのか、どんな反応をして良いか分からないといった目。
この時、私は自身の認識を改めなくてはいけないと、心臓が痛くなりました。
親が悲しむかも。
それなら頼って欲しかったと言われるかも。
そんな事に、そこで始めて気付いたのです。
この出来事があったお陰で
「自分が異端である」と知りました。
転機の訪れ
言えない仕事をしているという後ろめたさや、何で受け入れて貰えないのか分からないという価値観の違い。
そんな自分自身への嫌悪感で、気分は最悪でした。
しかしそれでも、私は1つの業種として真剣に誇りをもって取り組んでいました。
決して行為自体が好きな訳では無かったけど、お客様に喜んでもらえる事にやり甲斐に感じていたし、それが結果(お金)として顕著に現れるのも良かった。
結果として私は、この業界に入った当初から常にランキング上位保持者でした。
“天職”だと思いました。
ただ、誰にも言えませんでした。
こんなにも真剣に頑張っている自分の事を、自分の好きな人達に認めてもらえない。
それが悲しくてしょうがなくて、頑張ってることを褒めて欲しくてTwitterを始めました。
それが@hhhhh_nokaこのアカウントです。
最初こそ使い勝手が分からず
#風俗嬢
#夜職
#ソープ嬢
みたいな検索のかけ方をしたり、自分の考えを発信していただけでした。
ただひたすら
・これが良かった
・あれが良かった
・1位になった
・本指で完売した
・バックが上がった
「本当は周りの人達に褒められたかったこと」をツイートしてるだけでした。
そんな時に転機到来。
きっかけは「キスしながら上半身拭いて、フェラしながら下半身拭くといいよ!」的な内容のツイートでした。
これがバズって、フォロワーさんが500人ほど増えました。
それから定期的に、この石鹸使ったら泡立ちが良かったとか、時間配分はこうした方が良かったとか、上手に口でスキンを付ける方法とか「#クソ客のいる生活」を使ってお客様の対策等をツイートしていたら、今度はDMで悩み相談が来る様になりました。
全て答えて、その答えが丁寧だとまた拡散されたりと「勝手にバズって勝手にフォロワーが増えて」を繰り返しているうちに、フォロワー数はあっという間に2500人を超えました。
そしてその頃、私はツイキャスにも手を出していて「質問に答えるよ〜」と定期的にライブ配信を行なっていました。
そしてある日、私の配信を聞いていた風俗嬢さんから
「一度会って直接講習してくれませんか?」
とDMがきました。
正直人に教えたことなんてなかったですし、役に立つのかも分からないですし、変なことを教えてしまう可能性も怖くて断らせて頂いたのですが、思いの外グイグイとお願いをして来たので講習をしてみる事にしました。
今考えても初めての講習はグダグダでした。
単に私のやってることの説明と、何を考えてるかの垂れ流し。
幸い、人の癖を見つけるのが早かった私は「ここを直したらどうですか?」程度のアドバイスをする事は出来ました。
そして、それを喜んで頂けました。
講習が終わり、お礼を言われて私は心臓がドキドキしていました。
「初めて直接人と風俗の話が出来た」と。
嬉しさいっぱいで帰りました。
感謝
それから2ヶ月ほど経って、その講習を受けた方からDMが来たんですよね。
「ランキングに入ったことなんて一度もなかったのに、今月1位になりました!」
嬉しすぎて声が出ました。
本当に本当に嬉しい!と大歓喜。
それから、その結果報告を頼りに少しずつ講習依頼が来るようになりました。
最初は「主催として講習生を募集」する形ではなく「依頼が来たらスケジュールを合わせて講習」をするという形を取らせて頂いていました。
結果報告や感想を沢山頂き、発信する度に講習依頼が増えて、私も回数を重ねる毎に「伝えやすい言い回し」や「方法論」を見つけていきました。
その結果、九州〜北海道まで全国に2000人以上の生徒さんを持ちました。
正直こんなに依頼が来るとは思っていませんでした。
私のこの位置付けは周りの皆さんがくれたものです。
この場を借りてお礼を申し上げます!!!!
ここまでが「柏木ほのか」が出来るまで。
次に、このブログを作った理由についてです。
私が風俗業界において痛いほど感じた理不尽と、それに対して立ち上がったお話をします。
親友であり戦友の人生が突如壊れた
私がとあるお店に在籍していた時、とても仲良くなった女の子がいました。
その子は仕事に対して真面目で志も高く、待機室で接客について話したり、ランキング1位2位を争っている内に必然であったかのように親しくなっていきました。
一生この縁が繋がれば良いなと思っていた矢先でした。
掲示板で、誹謗中傷や根拠もない嘘の情報をひたすら書き続けられ、彼女の人生は壊されました。
これ以上は書きません。
壊されたのです。
何故こんな目に遭わなければいけないのか。
嫌なら風俗をやらなきゃ良い。
確かにそれはそうです。
でも、本当にそうでしょうか?
・やりたく無くてもやらなくてはいけない方
・大望の為に自らこの業界に赴く方
・この仕事を1つの選択肢として選ぶ方
私達が悪いですか?
本当に?
ねえ、掲示板に張り付いてるあなた。
私の大好きな人の人生を壊したあなた。
あなたが誰かは分からない。
彼女を攻撃しなくては自身を保てない様な環境に居る人だったのかもしれない。
辛くても助けを叫べない人だったのかもしれない。
風俗という業界で懸命に努力し、周りから評価を貰えている彼女が気に入らなかったのかもしれない。
けど、それが何ですか?
一つも彼女を壊して良い理由にはならない。
何かしらの理由があって「頑張りたい」と思う女の子達は、全員後ろめたい気持ちで生きなきゃ駄目ですか?
自分の過去を恥じ、一生背負って後悔しなきゃ駄目ですか?
私は、少しも後悔なんてしていません。
後悔する様な事だとも思っていません。
この仕事は
時間と夢を売る仕事です
決して、汚い仕事でも悪い仕事でもない。
私と過ごした時間がその人にとって、何か嫌なことを忘れさせる時間かもしれない。
私と過ごした事で、明日もうちょっと頑張れるかもしれない。
何の才能もない私でも、十二分に価値提供出来る「究極の接客業」に心から惹かれたんです。
私に何が出来るかを考えた
講習でもDMでも、この業界の闇を沢山聞きます。
私は「何か出来るのではないか」という思いが湧きました。
そうして立ち上げたデリヘルは…様々な理由があって今では閉店しています(笑)
(その話はまた今度…)
私のベースになる想いとして
風俗業界を卒業した時に、残るものが“お金だけ”で無ければ良いな
というものがあります。
そして、私の経験や知識が「お金以外の何か」を残す為の手助けになれたら良いなと思い、このブログを立ち上げました。
最後に
家族には話しました。
背中を押してくれました。
縁を切りたく無い友人にも話しました。
私らしいと応援してくれました。
小学3年生からの大親友は今でも大親友です。
長いうえにつまらなくオチもないですが、いつかハッピーエンドなオチが話せるような人生を歩みたいです。
応援して下さる方が居るということを忘れずに、恥のない様精進して参ります。
ご閲覧ありがとうございました🌷